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【BIOHAZARD RE:2】評価/レビュー シリーズ完全復活を遂げるサバイバルホラーの最高傑作

ジャンルサバイバルホラー
ハードPS4 / XboxOne
メーカーカプコン
発売日2019年1月25日
レビューバージョンv1.03(PS4Pro) Zバージョン

Good

完全復活を果たしたゾンビサバイバルホラー

 

カプコンは前作となるBIOHAZARD 7でサバイバルホラー復活の兆しを見せていましたが、BIOHAZARD RE:2ではそのハードルをまたも超えてきました。BIOHAZARDの原点とも言える「ゾンビ」を主となる敵として原点回帰しているので、初期からのファンにとっては嬉しいところです。

本作のゾンビはヘッドショットでも簡単には倒れず、倒したと思っても再び立ち上がってきたりと非常に手強い相手としてプレイヤーの前に立ちふさがります。シリーズ後期の作品ではゾンビが大きな障害とはなっていませんでしたが、本作のゾンビは本当に恐怖を感じる存在として印象に残りました。

壊滅的な被害を受けたラクーンシティの警察署や研究所といった閉鎖空間に放り出され、限られた資源をいかに駆使して生き残るのか、その一点に集中できるように純粋なサバイバルホラーとして特化されています。特に1週目は先が見えないので、弾薬管理などの調整が難しく先に進むのに抵抗を感じるような不安感を強く感じ、これぞサバイバル、そしてホラーの傑作だと感じる作品となっていました。

完璧なレベルデザインと絶妙な謎解き

 

敵の配置、限られた資源、練られたルート進行、アイテムの取捨選択など、レベルデザインは完璧の一言。プレイすればするほどプレイヤー側が成長を感じることができる構成となっているところはまさに職人技です。改めてオリジナル版の完成度の高さを感じるとともに、最高のリメイク作品となったことを嬉しく感じました。

ゾンビは撃って怯んだところを走って逃げる、リッカーは音を立てないように歩いて躱すなど、単体では一定の対処方がありますが、これらが同時に出現すると頭はパニックに陥ります。これは一例にすぎませんが、こういったパニック感を煽る敵のバリエーションと配置が良い意味で嫌らしく、先に進む恐怖、不安感を演出していました。

ファンにとってはおなじみの各所に配置された謎解き要素も適度な難易度で、解いた際のリターン(報酬)がきちんと存在しているので、隅々まで探索したいと思わされます。パートナーとなるエイダ、シェリーの操作パートは短いですが妥協なく作り込まれていて、シーン進行の良いアクセントとなっていました。

美しいグラフィックと快適なシステム

 

REエンジンで表現されたフォトリアルなグラフィックも素晴らしかったです。生々しいゾンビやリッカーとは遭遇したくない、凄惨な状況に陥った警察署では先に進みたくない、攻撃されると本当に痛そうだと感じるなど、完成されたグラフィックだからこその説得感が生まれていました。

システム周りも現在の標準に置き換えられており、ストレスは一切ありません。マップ機能も親切な作りで、行くべき場所や扉の鍵の状態、アイテムの存在などが示されており、ルート構築に集中できるようになっています。現在では当たり前となったオートセーブも搭載(難易度ノーマル以下)。一般的なTPS操作方法が用意されていて、操作に違和感もなくストーリーとサバイバルに集中できます。

高いリプレイ性と豊富なアンロック要素

 

本作はレオン編とクレア編という二人の主人公が用意されていて、それぞれに表編、裏編(真エンド)が用意されています。大筋の展開は変わらないものの主人公が異なると、ルート進行や攻略手順などが細く異なっており、。前述した通りレベルデザインが優れているため、自身の上達を感じながらの周回プレイがとても楽しめる作りで、リプレイ性も非常に高くなっています。

アンロック要素も充実していて、難易度設定とクリアランクにより解放される武器の報酬があったり、クリア後に解放される追加モードも存在し、設定資料なども閲覧できるようになるなどバラエティ豊富です。オリジナル版で好評だった「ハンク編」や「豆腐サバイバー」もしっかりとリメイクされていますし、後日配信ではありましたが、無料アップデートにより「ゴーストサバイバーズ」というIFストーリーを楽しめる要素も追加されています。

Bad

VRモードの不在

勝手な期待ではありましたが、BIOHAZARD7で最高峰といえるフル対応のVRモードがあったため、VRモードの不在は少し寂しく感じました。

Evaluation

バイオハザードの原点と言える”ゾンビ”の恐怖を存分に楽しめる作品。限られた資源の使用方法や攻略ルートの構築、敵の配置のバランスなど、レベルデザインも職人技である。レオン編、クレア編、表ルート、裏ルートに加え、豊富なアンロック要素やクリア後に挑戦できるサブモードなど、ボリュームも問題がなくリプレイ性も非常に高い。欠点という欠点が見つからない作品で、サバイバルホラーの完全復活を果たしている。BIOHAZRD 3やコードベロニカなど、早くも次回のリメイク作に期待がかかる。

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